2018年10月23日

福島美術館 最終日まで2か月!

平成30年10月22日
少し心の整理を。そして、ご心配いただいています皆さまへ。
昭和55年に開館した仙台の福島美術館は平成30年12月22日終了の展覧会で閉館いたします。
一旦休業という文言で今年4月にお知らせを出していましたが、廃止・閉館となります。
昨年12月、館長から平成30年度以降の方針を告げられ、今年の展覧会内容を急遽変更して、8期の福島美術館コレクション展を開催することにいたしました。3週間周期の展覧会は無理だ、と言われました。しかし、一旦閉めてしまったら、いつ公開できるかわからない以上、少しでも、多くの所蔵作品を展示してあげたいと思いました。
収蔵室から展示室に移動した作品たちは、いつも、誇らしげに、そこにいます。
自分は、それをそばで感じることができて、しあわせに思います。
平成3年から、学芸員として勤務させていただいたご縁に感謝いたします。
民間の小さな美術館である故に、多くの辛いこともありました。しかし、それ以上に多くの有難い出会いと喜びをいただきました。
東日本大震災、そして閉館と、この大きな二つの「時」に立ち会うことに感謝いたします。
福島美術館の最期に9か月で8回の展覧会を開催する機会を頂けたことに感謝します。残業が続く日々、応援して支えてくれた家族に感謝します。

展覧会もあと二つ。
展覧会という舞台にたつ作品と、収蔵室から見送る作品。学芸員としては、収蔵品はどれも一つ一つ大事な宝物。福島美術館から、旅立つ日まで、寄り添っていきます。
posted by ogure at 13:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする