2014年07月17日

福島美術館の秋は「熊耳耕年とその時代」

だいぶご無沙汰しております。
6月末に自己研修(つまり個人で)、京都へ出かけました。
京都は実に4年ぶりでした。
震災の前年6月の同じ時期に、秋の展覧会に関連して出かけました。

目的は細身美術館「中村芳中展」(現在は岡山県立美術館へ巡回)のアートサロン、黄檗の研究会、そして上桂にあるお世話になった黄檗のお寺さんへ住職のお墓参り、お世話になっている研究者と食事、そして、法要で京都入りする東京の知人と面会、などなど、3泊の予定は盛りだくさん!!!
その間をぬって、若冲さんの展覧会、高麗美術館、楽美術館を見学・・・・・。
つかれました。

で、秋の展覧会は、
みやぎのタイムカプセル vol.1 「熊耳耕年とその時代」
「くまがみ こうねん」とよみます。
仙台出身で、明治に生まれ、昭和戦前まで生きた日本画家です。
福島家はパトロンの一人で、依頼して制作された作品が福島美術館にはあります。
今回はこれに加えて、耕年子孫の方、個人コレクターがお持ちの作品をお借りして紹介します。

自分が若い時は、あまり個人コレクターや個人所蔵の方からお借りしての展覧会は控えていました。
こんな小さいけれども、美術館の看板をあげている以上、「美術館に貸したもの」として、手放す時にステイタスとして金額が左右するのを避けたい、という思いからでした。
しかし、昨今、作品所蔵者の代替わりの時期です。人の目にとまらないと、廃棄・焼却される心配がでてきました。

小さい美術館にできることは、種をまくこと。たとえ、代替わりで、作品が骨董商の手に移動しても、作品は残ります。引き受けた世代が関心を持ってくだされば、ラッキーです。

郷土のみやぎで、様々なジャンルの作品を描いた、熊耳耕年の作品をどうぞご覧ください。
会期10月1日〜11月24日
たぶん、展示替えを少しずつ、複数行います。
詳しい、ご案内はもうしばらくお待ちください。

福島美術館へのご寄付のお願いを継続しております。
よろしくお願いいたします。

再開の感謝と復興の祈りをこめて
福島美術館のホームページはこちらです。
http://www.fukushima-meseum.jp/


posted by ogure at 13:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お早うございます。
お久しぶりです。
前の記事に書き込みですみません。
熊耳耕年という方は知りませんでしたが、種をまくというか撒かないと文化財が消失してしまうという危険があるとは深刻です。そのような現状がある一方でmさんみたいに危機を危惧される方いらっしゃるというのが唯一の救いかもしれませんね。是非とも頑張って下さい。

私の近所には熊耳とう地名があります。関係ないと思いますが。^^;
Posted by doudesyo at 2014年09月21日 08:58
doudesyoさま
ご無沙汰しております。
ご訪問ありがとうございます。
福島県立美術館でも現在、興味深い展覧会を開催されていますよね。
作家の発掘・紹介は大事な仕事です。
Posted by 学芸員m at 2014年10月24日 14:21
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